【新緑の絶景】東福寺・臥雲橋から望む通天橋 青もみじに包まれる京都の初夏さんぽ

京都・東福寺といえば紅葉の名所として名高いお寺ですが、実は春から初夏にかけての「青もみじ」も格別。
特に境内の外にある「臥雲橋(がうんきょう)」から眺める通天橋と渓谷の緑は、静けさと清涼感に満ちた絶景です。
この記事では、無料で楽しめる臥雲橋からの景色を中心に、東福寺の新緑の魅力をご紹介します。
混雑を避けて、京都らしい自然美に触れたい方にぴったりのスポットです。
Contents
紅葉だけじゃない!新緑の東福寺で感じる、静けさと癒しの時間

京都を代表する紅葉の名所・東福寺(とうふくじ)。例年秋には多くの観光客でにぎわうこのお寺ですが、実は春から初夏にかけての「青もみじ(新緑)」の季節も、知る人ぞ知る絶景スポットです。
特におすすめなのが、境内に入らずに楽しめる「臥雲橋(がうんきょう)」からの風景。緑に染まった渓谷と、その上にかかる「通天橋(つうてんきょう)」の光景は、まるで一幅の日本画のよう。静かで穏やかな時間が流れ、思わず深呼吸したくなるような空気が広がっています。
臥雲橋からの眺め 無料で楽しめる京都の絶景スポット

臥雲橋は、東福寺の拝観エリアに入らずに立ち寄れる、誰でも通れる歩道橋。京阪「東福寺駅」から徒歩約10分の位置にあり、アクセスも良好です。
橋の上からは、下を流れる渓谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」と、その上に架かる通天橋を望むことができます。紅葉シーズンはこの橋の上も大混雑しますが、新緑の時期は比較的人が少なく、ゆっくりと写真を撮ったり景色を眺めたりできます。
もみじの葉がみずみずしく広がるこの季節は、光を浴びて透けるような緑がとても印象的。風に揺れる葉音や、鳥のさえずり、遠くに聞こえる電車の音さえも心地よく感じられます。
青もみじが美しい季節|京都で静かに楽しむ穴場の時間

京都の青もみじといえば、貴船神社や瑠璃光院も人気ですが、東福寺の新緑も負けていません。
通天橋の上から見下ろすもみじの海も圧巻ですが、臥雲橋から見る「外からの景色」はまた格別。撮影スポットとしても有名で、Instagramや観光ブログでもよく紹介されています。
東福寺の青もみじは、5月中旬から6月上旬ごろが特におすすめの時期。紅葉の頃と同じ木々が、まったく違う表情で出迎えてくれる、そんな自然の美しさに心打たれます。
中に入らなくても楽しめる魅力|気軽な京都散歩にも最適
「せっかく東福寺に来たけれど、時間がない」「お寺の拝観料を気にせず楽しみたい」——そんな方にもぴったりなのが臥雲橋からの眺め。わざわざ拝観料を払わなくても、美しい風景を無料で楽しめるのは大きな魅力です。
散策の途中に立ち寄るもよし、カメラ片手にのんびり過ごすもよし。駅からのアクセスも良いため、女子旅や初めての京都観光にもおすすめです。
東福寺(とうふくじ)基本情報
所在地:京都市東山区本町15丁目778
アクセス:JR奈良線・京阪電車「東福寺駅」より徒歩約10分
拝観時間:9:00~16:00(季節により変動あり)
拝観料:拝観場所、時期により異なります。(臥雲橋は無料)
見どころ:通天橋、洗玉澗、方丈庭園、秋の紅葉、春〜初夏の青もみじ
撮影スポット:臥雲橋から通天橋を望む構図が人気
公式サイト:https://tofukuji.jp/