【京都の縁結びスポット】糺の森に抱かれる古社・下鴨神社へ
京都の北に広がる「糺(ただす)の森」に包まれるように佇む、下鴨神社(しもがもじんじゃ)。
世界遺産にも登録され、良縁や家族の幸せを祈る人々で賑わうこの神社は、自然と歴史、そして祈りが溶け合う特別な空間。
今回は、そんな下鴨神社の魅力を「えんゆい京都」らしい視点でお届けします。

神秘の森「糺の森」からはじまる物語

境内へ続く小道は、まるで物語の中の世界。
木漏れ日が美しい糺の森は、約12万平方メートルもの広さがあり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
ここを歩くだけで、心がすうっとほどけていくような感覚に。
下鴨神社のご利益と歴史
正式名は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。
古くは奈良時代以前から鎮座し、京都の守護神として崇敬されてきました。
ご祭神は「賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)」と「玉依媛命(たまよりひめのみこと)」。
縁結び、安産、家内安全の神さまとして知られ、女性にも人気の高い神社です。
縁結びや美人祈願も
本殿の奥にある”相生社(あいおいのやしろ)”は、縁結びのパワースポット。
「連理の賢木(れんりのさかき)」と呼ばれる2本が1本に結ばれた不思議な木が、恋の成就を後押ししてくれると話題に。


そして、縁結びで有名な「相生社」のすぐ近くには、もうひとつの小さなご縁スポット——
美人祈願で人気の「河合神社(かわいじんじゃ)」があります。

ここは、鏡の形をした「鏡絵馬(かがみえま)」に、自分の顔を描いて祈願する珍しいスタイル。
メイク道具を使って、自分の理想の美しさを描けるのがポイントで、“内面の美しさ”にもご利益があるとされています。
女子旅なら絶対に立ち寄りたい、ふわり女子力UPスポットです♡
下鴨神社と季節の風景



春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は静寂と、四季それぞれに美しさがあります。
5月には「葵祭」が行われ、平安装束に身を包んだ行列が風雅な時を運びます。
季節に合わせて何度も訪れたくなる神社です。
下鴨神社|基本情報
- 正式名称:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)
- 通称:下鴨神社(しもがもじんじゃ)
- 所在地:京都市左京区下鴨泉川町59
- アクセス:
- 京阪電車「出町柳」駅下車、徒歩約10分
- 市バス「下鴨神社前」下車、徒歩約5分
- 参拝時間:6:00~17:00(季節により変動あり)
- 拝観料:境内自由(無料)
- 公式サイト:https://www.shimogamo-jinja.or.jp