【静けさに包まれるご利益詣で】六孫王神社で、源氏のはじまりにふれる
【世界遺産】苔寺・西芳寺で感じる、苔の静寂と心の浄化
mimiko

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ふかふかの緑に包まれて、深呼吸したくなる時間を
京都市西京区にある西芳寺(さいほうじ)は、「苔寺(こけでら)」の名で広く親しまれる、臨済宗の禅寺です。正式には「西芳寺」といい、奈良時代に行基が開山し、のちに夢窓疎石(むそうそせき)が再興しました。
1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録され、約120種に及ぶ苔が庭一面を覆うその姿は、まさに“緑の絨毯”。雨上がりや朝の光のなかで見せる苔の表情は、訪れるたびに違った美しさを見せてくれます。
拝観は往復はがきによる事前申込制。写経の時間を通じて心を整えたあと、美しい庭園を静かに歩くという流れも、この寺の大切な体験のひとつです。
喧騒を離れ、静寂の中で深呼吸するような時間。
忙しい毎日を過ごす方にこそ、訪れてほしい癒しの場所です。

苔の庭の静けさと写経体験、そして夢窓疎石の美学が魅力です。
西芳寺│基本情報
- 名称:西芳寺(さいほうじ)/苔寺
- 所在地:京都市西京区松尾神ヶ谷町56
- アクセス:市バス「苔寺・鈴虫寺」下車 徒歩約5分
- 参拝冥加料:4,000円以上(写経体験込み)
- 拝観方法:オンラインまたは往復はがきによる事前申込制
- 西芳寺公式サイト:https://saihoji-kokedera.com
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