写真は全て著者が実際に訪れて撮影した「えんゆい京都」の宝物です。写真・文章の無断転載はご遠慮ください⛩️

寺社仏閣めぐり

【可愛いうさぎと縁結び】岡崎神社で出会う、ほっこり運気アップのひととき

mimiko

緑に包まれた拝殿

京都・岡崎の静かな街角に、思わず「かわいい!」と声がこぼれてしまう神社があります。
鳥居の向こうで迎えてくれるのは、凛々しい狛犬…ではなく、ちょこんと座った真っ白な“狛うさぎ”。境内にはうさぎの像や奉納品が並び、まるでうさぎの楽園のような癒しの空間が広がります。

ご利益は縁結びや子授け、安産。ご夫婦の神さまと多くの御子神が祀られており、願いをそっと届けたくなるような、やさしい空気が流れています。

今回は、そんな「うさぎ神社」として人気の岡崎神社を、見どころ・歴史・お守り・ご利益などたっぷりご紹介します。

東山の静かな一角にある“うさぎ神社”

京都・岡崎エリアといえば、平安神宮や京都市京セラ美術館など、見どころが集まる文化の街。その少し奥、緑に包まれた静かな通り沿いに「岡崎神社」はひっそりとたたずんでいます。

一見すると伝統的な神社ですが、門をくぐるとすぐ目に飛び込んでくるのは、なんとも愛らしい狛うさぎ。左右に並ぶ白うさぎの像は、ちょこんと座ってこちらを見つめるような姿で、訪れる人をやさしく迎えてくれます。

ちょこんと座る白い狛うさぎ

思わず笑顔になるこの光景に、写真を撮らずにはいられない人も多いはず。SNSでも話題の“うさぎ神社”として、女子旅の立ち寄りスポットとして人気を集めています。

ご祭神と伝えられる「うさぎとの縁」

岡崎神社の歴史は平安時代にさかのぼります。桓武天皇の命により、平安京の東の守り神として創建されたと伝わり、古くから「東天王」とも呼ばれてきました。

ご祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)の夫婦神、そしてその子どもたちである八柱御子神。この神々の家族構成から、子授け・安産・縁結びのご利益があると信仰されてきました。

さらに、かつてこの一帯には野うさぎが多く棲んでおり、神様の使い=うさぎとして敬われたことが、今の“うさぎづくしの神社”へとつながっています。

境内にはうさぎがいっぱい!見どころをご紹介

境内に足を踏み入れると、そこかしこに「うさぎモチーフ」がちりばめられていて、まるでうさぎの森に迷い込んだような感覚になります。

狛うさぎ

拝殿前にある左右一対の白いうさぎ。カメラを向けるとまるでポーズをとっているよう。

手水舎のうさぎ

お水を口に含んでいるような可愛い姿で、手を清める時間も思わず和みます。

奉納されたうさぎの置物

かわいいうさぎの置物

社務所前には参拝者が奉納した、大小さまざまなうさぎの置物がずらりと並びます。

そのどれもがどこか愛らしくて、まるでうさぎの神さまがそっと願いを聞いてくれているような気持ちになります。

キュートすぎるうさぎ御守と絵馬

うさぎの絵馬が可愛い♡

岡崎神社のもうひとつの楽しみが、授与品の可愛さ。うさぎのお守りや絵馬などは、京都旅のおみやげとしても大人気です。

神社のInstagramやX(旧Twitter)では、参拝者の可愛い投稿がたくさんシェアされていて、どれもほんのり優しい気持ちにしてくれる写真ばかりです。

可愛いだけじゃない、心静まるひとときを

たくさんのうさぎに囲まれて楽しいだけでなく、境内には凛とした空気が流れています。周囲を囲む緑、拝殿の荘厳な佇まい、そっと手を合わせる人々の姿…。

ほんの数分でも、日常から離れて心を整える時間になるのが、岡崎神社の魅力です。恋や家族のこと、大切な人とのご縁を願って、そっと祈る――そんなひとときが、何よりの癒しになるかもしれません。

岡崎神社│基本情報

  • 所在地:京都市左京区岡崎東天王町51
  • アクセス:市バス「岡崎神社前」下車すぐ/地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約15分
  • 参拝時間:9:00〜17:00(社務所)
  • ご利益:縁結び、子授け、安産、厄除け
  • 岡崎神社公式ホームページ:https://okazakijinja.jp/
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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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