写真は全て著者が実際に訪れて撮影した「えんゆい京都」の宝物です。写真・文章の無断転載はご遠慮ください⛩️

【禅の名刹】南禅寺で出会う、歴史と風格に満ちたひととき

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“絶景かな”の名台詞でも知られる南禅寺三門

水音に包まれて、心ほどける東山の静寂

京都市左京区にある南禅寺(なんぜんじ)は、鎌倉時代に亀山法皇の離宮を禅寺としたことに始まり、臨済宗南禅寺派の大本山として知られる名刹です。「禅寺の中の禅寺」とも称され、その格式は全国の禅宗寺院の中でも群を抜いています。

境内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが三門(さんもん)。石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と見渡したという伝承でも有名で、上層に上れば京都市街を一望できます。

赤煉瓦のアーチが美しい水路閣

さらに奥へ進むと、南禅寺の象徴的存在でもある水路閣(すいろかく)が現れます。赤煉瓦とアーチが美しい水道橋で、レトロな洋風建築と禅寺の風景が不思議と調和した場所。写真映えするスポットとしても人気です。

堂宇や庭園も整えられ、四季折々の自然とともに、落ち着いた時間を過ごすことができます。観光地の中心にありながら、心静まる空間が広がる京都屈指の名所です。

三門からの眺めと水路閣のアーチ、美しい庭園もおすすめです。

南禅寺│基本情報

  • 名称:南禅寺(なんぜんじ)
  • 所在地:京都市左京区南禅寺福地町86
  • アクセス:地下鉄「蹴上駅」から徒歩約10分
  • 拝観時間:8:40〜17:00(12〜2月は16:30まで)
  • 拝観料:境内無料(三門・方丈庭園は別途)
  • 公式サイト:https://www.nanzen.net
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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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