宇治・三室戸寺で花とご利益めぐり 基本情報と境内のみどころガイド
宇治の自然に包まれ、四季折々の花と仏像に出会える「花の寺」。
春のツツジ、初夏の紫陽花、秋の紅葉と、季節ごとに美しい景色が広がり、特に「ハートのあじさい」を探すあじさい園は人気です。
本堂には千手観音像が安置され、境内には金運や勝運にご利益のある像も点在しています。花と仏像、どちらも楽しめる癒しのスポットです。

境内のみどころ
三室戸寺の境内には、本堂を中心にさまざまな仏像や像が祀られています。
それぞれに込められた願いや祈りに思いをはせながら、ゆったりと散策するのがおすすめです。
千手観音像(本堂内)
本尊である千手観世音菩薩は、千の手で人々を救うとされる慈悲深い仏さま。
静かな堂内で手を合わせると、心が落ち着き、穏やかな気持ちになれます。
阿弥陀如来坐像
境内には、やさしい表情の阿弥陀如来坐像が安置されています。
訪れる人々を穏やかに迎える姿が印象的です。
宝勝牛

本堂前に鎮座する「宝勝牛」は、口の中にある玉をなでることで勝運のご利益があると伝えられています。
大切な願いごとを心に込めて、そっとなでてみましょう。
狛兎

兎が抱いている玉の中には卵型の石があり、それを立てれば願いが通じるとか。訪れる人に人気です。
宇賀神像

境内には、独特の姿が印象的な宇賀神像が祀られています。
蛇の体に人の顔を持つ姿が特徴で、金運・財運アップのご利益があると伝えられています。
蛇の頭をなでて、願いごとを込めるとよいとされています。
季節ごとの楽しみ

三室戸寺では、花のシーズンに合わせた特別拝観やライトアップも行われます。
特に6月のあじさい園は圧巻の美しさ。
約2万株の紫陽花が咲き誇る庭園では、ハートの形をしたあじさいを探しながらの散策が人気です。

紫陽花に包まれる道を歩いて、ハートのあじさいを見つけたら、きっといいことが待っているかも♡
基本情報
- 【所在地】京都府宇治市莵道滋賀谷21
- 【アクセス】京阪電車「三室戸駅」下車 徒歩約15分
- 【拝観時間】8:30〜16:30
- 【拝観料】大人1000円、小人500円
- 【ご利益】縁結び、安産祈願、厄除け、金運、勝運
- 【ご本尊】千手観世音菩薩(重要文化財)
- 【公式サイト】三室戸寺公式ホームページ