【季節でめぐる】京都三大祭りの楽しみ方 〜葵祭・祇園祭・時代祭〜
春から秋にかけて、京都のまちはお祭りの彩りに包まれます。
中でも「京都三大祭り」と呼ばれる葵祭(5月)・祇園祭(7月)・時代祭(10月)は、それぞれに季節の美しさと歴史が息づく特別な時間。
ふわりと旅するように、その魅力をのぞいてみませんか?
Contents
🌿【5月】新緑と平安絵巻の「葵祭(あおいまつり)」
5月の爽やかな風と青もみじの中を、優雅な装束の行列がゆっくりと進みます。
上賀茂神社と下鴨神社の祭礼として千年以上の歴史を持ち、平安時代の風情をそのまま感じられるお祭りです。


見どころ:
・平安装束の「路頭の儀」行列
・下鴨神社の糺の森に響く雅楽の音
・青もみじと王朝文化の融合が美しい撮影スポット
📍主な舞台:下鴨神社〜上賀茂神社
🎐【7月】夏の京都を彩る「祇園祭(ぎおんまつり)」
1か月以上にわたって行われる、八坂神社の豪華絢爛なお祭り。
祇園囃子の音色とともに、浴衣姿で歩く宵山の夜はまるで夏の夢のよう。

見どころ:
・豪華な山鉾が巡行する「山鉾巡行」
・屋台が並ぶ「宵山」や「宵々山」
・浴衣でのんびり歩きたい四条通界隈
📍主な舞台:四条烏丸〜八坂神社周辺
🍁【10月】歴史ロマンに浸る「時代祭(じだいまつり)」
秋の風が心地よく吹く頃、平安神宮の参道に、時代を超えた行列が現れます。
古代から明治時代まで、まるでタイムスリップしたかのような時代装束の数々が魅力です。

見どころ:
・2000人以上が登場する大行列
・歴史上の人物や町娘の姿もリアルに再現
・紅葉と歴史が交差するフォトジェニックな光景
📍主な舞台:京都御所〜平安神宮
ちょこっと豆知識
京都三大祭りは、いずれも神社の祭礼として始まりました。
「神さまへの感謝」と「まちの安寧」を願う心が、千年の時を超えて今も続いています。
その中にふと感じる、人のつながりや、季節のめぐりもまた魅力のひとつです。
女子旅におすすめの楽しみ方
- 着物レンタルでお祭り気分をアップ
- お祭り限定の御朱印やグッズもチェック
- 写真映えスポットは早めの時間がおすすめ
- できれば平日の午前中がゆったりめ♪
季節ごとに色づく京都のまちは、いつ訪れてもどこか特別。
三大祭りをめぐりながら、あなただけの「京都の思い出」をそっと集めてみてくださいね🌸
【京都観光Navi】2025年 葵祭(行列予定など)(※京都市観光協会の公式)

