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ご祭神紹介

【神様紹介】櫛名田比売ってどんな神様?愛と守りを象徴する、やさしき姫神

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櫛名田比売って、どんな神様?

櫛名田比売(くしなだひめ)は、日本神話に登場する美しく心やさしい姫神。
八岐大蛇(やまたのおろち)の生け贄にされかけたところを、
須佐之男命(すさのおのみこと)に救われ、のちに夫婦となった神様です。

名前の「櫛(くし)」は、スサノオが比売を髪に挿して大蛇退治に挑んだという神話にちなんでおり、
「守られる愛」「運命の出会い」の象徴とも言われています。

どんなご利益があるの?

櫛名田比売は、縁結びの神様として親しまれています。
ただの恋愛成就ではなく、「守ってくれる人と出会う」「安心できる関係を育む」
そんなやさしさに満ちたご縁を願う人にぴったりの神様です。

主なご利益:

良縁成就、結婚運アップ、家庭円満、女性の心身の安定

櫛名田比売を祀る神社

八重垣神社(島根県・松江市)
 → スサノオと櫛名田比売が夫婦として祀られる縁結びの聖地。
  鏡の池での“縁占い”が特に人気です。

熊野大社(島根県)
 → スサノオの拠点とも言われる古社で、夫婦神として大切にされています。

※京都には直系の信仰は少ないですが、スサノオを祀る神社で共に祀られているケースもあります。

えんゆい京都的・ここが魅力!

櫛名田比売の物語は、「守られる愛」や「穏やかな結びつき」の象徴。
激しい神話の中で、彼女の存在はふんわりとやさしく、心を包み込んでくれるような癒しの光です。

誰かを信じたいとき、やさしさを受けとりたいとき、
そっと名前を呼びたくなる、そんな神様です。

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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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