【きらめく京都】心に残る美しさ、金閣寺へ
青い空と、きらきら輝く金色の楼閣。
金閣寺(きんかくじ)は、まるで夢の中に現れたような美しさで、訪れる人の心をふわっとつつみます。
写真で見たことのあるその風景も、実際に見ると全く別の印象に。
今回は「えんゆい京都」が、金閣寺の魅力をふんわりご紹介します。

きらきら輝く「舎利殿」

正式には鹿苑寺(ろくおんじ)と呼ばれるこのお寺は、室町幕府の将軍・足利義満が建てた別荘が始まり。
その中心に建つのが、全身を金箔で覆われた舎利殿(しゃりでん)です。
鏡のような池に映る金閣の姿は、まるで絵画のよう。また、秋には紅葉が美しく、さらに冬には雪景色が楽しめます。
どこを切り取ってもフォトジェニックな一枚になります。
心なごむ庭園の散策
境内には、池を中心にした池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)が広がります。
少しずつ角度を変えながら歩くと、金閣の表情も変わっていくのが楽しいところ。
途中にある銀河泉(ぎんがせん)や龍門滝(りゅうもんたき)などの見どころもお忘れなく。
一休さんと願いごと 金閣寺の絵馬でほほえみを

金閣寺の絵馬には、なんとあの有名な一休さんのイラストが描かれています。
ユーモラスでどこか懐かしいその表情に、思わずほっこり。
金閣寺と一休さんは、歴史的にも深いご縁があるんです。
「こころが晴れますように」
「夢に向かって進めますように」
そんなやさしい願いを、どこか照れずに書けるのは、一休さんの柔らかいまなざしがそばにあるからかもしれません。
掛けられた絵馬が風に揺れる姿は、まるで願いごとが空にふわりと舞っていくよう。
ほっと一息、金閣寺のお茶席
出口付近には、お抹茶と和菓子をいただける茶席があります。
きらめく金閣を眺めたあとのひとときに、心がほどけるような癒しを。
金閣寺と季節の彩り
春の新緑、夏の青空、秋の紅葉、冬の雪化粧…
どの季節に訪れても、金閣寺はまるで別の顔を見せてくれます。
特に雪が積もった”雪の金閣”は奇跡のような光景。
もし出会えたら、きっと忘れられない旅になります。
金閣寺(鹿苑寺) 基本情報
- 所在地:京都市北区金閣寺町1
- 拝観時間:9:00~17:00(年中無休)
- 拝観料:・大人(高校生以上):500円 ・小中学生:300円
- アクセス:・市バス「金閣寺道」または「金閣寺前」下車 徒歩すぐ ・JR「円町駅」からバスで約10分・地下鉄「北大路駅」からバスで約12分
- 金閣寺公式ホームページ https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji?utm_source=chatgpt.com


