【神様紹介】賀茂別雷命ってどんな神様？雷の力と清らかなご縁をむすぶ、上賀茂の若き守護神

―雷のように勢いよく、けがれを祓い、運をひらく神さま―

賀茂別雷命とは？

賀茂別雷命（かもわけいかづちのみこと）は、京都の上賀茂神社（賀茂別雷神社）のご祭神であり、
雷の神・若き守護神として知られています。

母は玉依姫命（たまよりひめのみこと）、
父は神武天皇の血を引く火雷神（ほのいかづちのかみ）とも言われています。
「賀茂の神々」の中心であり、賀茂氏（かものうじ）の氏神として古くから信仰されてきました。

どんなご利益があるの？

賀茂別雷命は、その名に「雷（いかづち）」が入っているように、
けがれを祓い、悪しきを打ち払い、運をひらく神様として信仰されています。

また、雷は豊作のしるしでもあるため、五穀豊穣・繁栄・運気上昇の神でもあります。

主なご利益

厄除け・清め、運気上昇・開運、縁結び・良縁祈願、国家安泰・地域守護、若さ・勢い・挑戦を応援する力

賀茂別雷命を祀る神社

上賀茂神社（賀茂別雷神社／京都市北区）
　→ 世界文化遺産にも登録された格式高い神社。
　　葵祭の中心神社でもあり、京都の精神的な守り柱のような存在。
　　美しい庭園や「立砂（たてずな）」、清らかな境内が特徴。

全国の賀茂神社・加茂神社
　→ 同名の神社でも、賀茂別雷命を祀っているところがあります。

えんゆい京都的・ここが魅力！

賀茂別雷命の力は、雷のように強くまっすぐ。
でもその本質は、けがれを祓い、新しい流れをもたらす「清らかな再生」です。

何かを始めたいとき、
心を整えて前に進みたいとき――
きっと、背中をポンと押してくれる、そんな存在。

上賀茂神社の静かな風とともに、
若き神の息吹を感じてみてください。

mimiko

20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*･ﾟ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。