【恋と美のご縁結び】八坂神社で心をむすぶ、東山のひととき
渡月橋|月を渡る風景に、心ほどける嵐山のひととき
mimiko

京都・嵐山のシンボルともいえる「渡月橋」。
橋の上に立つと、桂川の流れ、山々の緑、空の色、すべてがやわらかく溶けあって、時の流れがふっと緩やかになるのを感じます。
名前に込められたロマンを胸に、季節の風とともに渡るひとときをお届けします。
渡月橋とは?


「渡月橋」は、京都市右京区・嵐山に架かる全長約155メートルの橋です。
鎌倉時代、亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と詠んだことが、橋の名の由来といわれています。現在の橋は昭和9年に架けられた鉄筋コンクリート製ですが、欄干は木造風に整えられ、昔ながらの風情が保たれています。

渡月橋の下を流れるのは桂川。実は、橋より上流では「大堰川(おおいがわ)」とも呼ばれており、保津川下りなどでも知られています。
地域によって名前を変えるこの川は、嵐山の風景とともに、人々の記憶に残るやさしい流れを届けてくれます。
季節ごとに移ろう風景


春は桜、夏は青もみじと川風、秋は紅葉、冬は雪景色——
一年を通して異なる表情を見せてくれる渡月橋は、いつ訪れても心に残る風景と出会えます。とくに夕暮れどき、やわらかな光が川面に映る時間帯は、旅のクライマックスにぴったり。
カップルや友人と、縁をむすぶスポットとして

周辺には人力車やカフェ、着物レンタル店なども充実していて、女子旅にもぴったり。
写真映えするスポットも多く、「ここから一緒に月を渡るように歩いていこう」なんて、小さな願いを込めて渡るのも素敵です。
基本情報(アクセス)
- 所在地:京都市右京区嵯峨中ノ島町付近
- アクセス:嵐電「嵐山駅」から徒歩すぐ、JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約10分
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