写真は全て著者が実際に訪れて撮影した「えんゆい京都」の宝物です。写真・文章の無断転載はご遠慮ください⛩️

二十四節気

二十四節気【穀雨(こくう)】やさしい雨が大地をうるおし、初夏へとむかう季節

mimiko

2025年の穀雨は、4月20日。
“百穀を潤す春の雨”という意味を持つこの節気は、
田畑を潤す雨が、豊かな実りを育てる季節の恵みとなるころ。

春の花が散り、新緑が芽吹きはじめ、
京都のまちは、しっとりとした静けさの中に
次の季節の気配をそっと宿しはじめます。

穀雨のころ、京都では

桜が終わりを迎えると、
まちはゆっくりと緑の色を濃くしていきます。
雨に濡れた苔や若葉がいっそう輝きを増し、
晴れ間の光とあわさって、どこか幻想的な美しさを生み出します。

賀茂川沿いの柳の新緑、
南禅寺や詩仙堂など、静けさに満ちた寺社の庭園。
春から初夏へと向かうこの季節は、
華やかさのあとに訪れる、落ち着いた美が京都を包み込みます。

穀雨のキーワード

  • 百穀を潤す春の雨
  • 桜の終わりと新緑のはじまり
  • 苔・若葉・水の気配
  • 農耕の準備と季節の恵み
  • 静かな京都の雨景色

えんゆい京都おすすめの過ごし方

しっとりした空気のなかで、緑の香りに包まれて

  • 雨に濡れる南禅寺や永観堂の苔庭で、静けさを味わう
  • 哲学の道や詩仙堂で、芽吹く若葉をながめながら散策
  • 雨宿りがてら、町家カフェであたたかい抹茶と和菓子をゆっくりと

春のにぎわいが一段落し、
穀雨のころの京都には、やわらかな雨とともに、
大地が息づくような静かな生命力が満ちています。

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mimiko
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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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