写真は全て著者が実際に訪れて撮影した「えんゆい京都」の宝物です。写真・文章の無断転載はご遠慮ください⛩️

二十四節気

二十四節気【小雪(しょうせつ)】ほんのり冬の気配、そっと降るように

mimiko

2025年の小雪は、11月22日。
“雪がちらほらと降りはじめる頃”という意味のこの節気は、
本格的な冬の前に訪れる、小さな静けさの季節です。

紅葉が見頃を迎える京都のまちにも、
少しずつ、冬の気配が舞い降りてきます。

小雪のころ、京都では…

11月下旬の京都は、紅葉がいちばん美しい季節。
嵐山や東山の山々が、赤や黄色に彩られ、
観光客でにぎわいながらも、どこかしっとりと落ち着いた空気が流れます。

朝晩は一段と冷え込み、
吐く息が白くなり、マフラーや手袋が恋しくなる頃。
運が良ければ、比叡山の頂にうっすら雪化粧を見ることもあるかもしれません。

冷たい風が吹くたびに、
冬が少しずつ近づいているのを感じさせてくれます。

小雪のキーワード

  • 初雪の便り(山間部や北部)
  • 冷たい木枯らし
  • 紅葉と冬支度
  • 白い息、あたたかい飲み物
  • 柚子・根菜類・季節の保存食

えんゆい京都おすすめの過ごし方

“紅葉のラストシーンと、冬の予感をたのしむ”

  • 南禅寺の水路閣や永観堂で、色づくモミジを見おさめに
  • 町家の甘味処で、あたたかいぜんざいや白玉をほっこりいただく
  • 朝の哲学の道を、マフラーを巻いて静かにおさんぽ

にぎやかさの中に、季節の静けさが宿るころ――
小雪の京都は、彩りとあたたかさ、そして冬の気配が静かに溶け合う季節です。

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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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