写真は全て著者が実際に訪れて撮影した「えんゆい京都」の宝物です。写真・文章の無断転載はご遠慮ください⛩️

二十四節気

【立冬(りっとう)】冬のはじまり、やさしい冷たさを感じて

mimiko

2025年の立冬は、11月7日。
暦のうえでは、この日から冬がはじまります。

日差しのぬくもりが恋しくなり、
街路樹の葉も少しずつ色づきはじめるころ――
秋の終わりと、冬の入口がゆっくりと交差します。

立冬のころ、京都では…

11月の京都は、まだ紅葉前線のまっただ中。
けれど、朝晩の空気はぐっと冷たくなり、
吐く息が白く見えるような日も出てきます。

日が落ちるのも早くなり、五時を過ぎるころには
街灯が灯り、夕景が心にしみる季節に。
風の匂いも少しずつ冬へと変わっていくのがわかります。

観光のピークに向かうこの時期、
京都のまちは、どこか引き締まったような空気に包まれます。


立冬のキーワード

  • 木枯らし
  • 初霜・初氷(地域によって)
  • 吐く息の白さ
  • 日暮れの早さ
  • 紅葉と冬の入り口の重なり

えんゆい京都おすすめの過ごし方

“秋の名残と、冬の訪れをたのしむひととき”を

  • 紅葉が色づきはじめた東福寺や永観堂をゆったり散策
  • あたたかな甘酒や、おしるこをいただける町家カフェで休憩
  • 静けさに包まれる朝の嵐山を、冷たい空気とともに歩いてみる

秋の終わりと、冬のはじまり――
そのあわいを感じられる立冬の京都は、
自然と足どりも、心の声も、ゆっくりと整っていく季節です。

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mimiko
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20年以上も前から京都に魅せられ、今では春夏秋冬、季節ごとに京都を訪れて、五感で京都を楽しんでいます☆*・゚ 寺社仏閣やカフェ、桜や紅葉などの四季の風景をふんわりと。 ここでご縁がつながりますように、心を込めてお届けします。
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